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改修工事を終えた姫路城(白鷺城)

<場所> 
現在の姫路城は、今年で世界遺産に登録され20年を迎えました。その歴史は古く、初代は1333年 赤松貞範が、姫山に城を築き、その後、小寺家、小寺の命を受けた黒田家が城主となり、1567年年には、官兵衛に家督をつぐ。現在の姫路城は、池田輝政が、1609年に完成させたものです。そして、1993年には、世界遺産に登録されました。

http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/

2014年5月1日にも姫路城を訪ねましたが、この時はまだ改修工事の真っ只中で天守閣には登れませんでした。そこで今年は改修工事を終了したので、再度、チャレンジです。
しかし、発想はみなさん同じ?で、入場するのに長蛇の列でした。並び始めたのが11時。そして、天守閣を出たのが14時30分でしたから、3時間半を有しました。でも、その価値ある姫路城でした。さすがに国宝であり、天守閣内はタイムスリップしたような感じになれます。かなり階段はきついですけどね。
 
出所:姫路城公式WEBより
2014年の姫路城。
隣とほぼ同じ位置からの写真です。
2015年の姫路城。
本当に真っ白で輝いています。この漆喰の白さも数年間とのことで、やはり汚れてしまい改修前の姫路城に戻るとのことですから、この白い姫路城は大変貴重です。
入場券を買うのに1時間20分ならび、ようやく入場し菱の門へ。 ここから天守閣の入場までさらに1時間20分ほどならびました。これは「にの門」、入り口の高さが低くなっています。
これは「ほの門」で入り口高さは更に低くなり160cmほど かなり天守に近づきました。これは「水二門」
「水三門」を潜り、、、 「水四門」を潜ると天守への入り口が見えてきました。
更に「水五門」 入り口の「水六門」
ようやく大天守閣に入りました。中はこんな感じです。 途中、西の丸を望む。それにしても、姫路城は白いですね。これは、防水・防弾・防火のある漆喰を壁・屋根・天守閣に使用しているためで、木材を白漆喰で塗り固め、耐久性を高めていました。このような造りを「白漆喰総塗籠造」( しろしっくいそうぬりごめづくり)と呼ぶようです。瓦のつなぎ目もこの白漆喰が塗られています。
これは最上階の天守から。
内部は歴史を感じる作りで、刀、やり、武者隠しの場所など、守りの堅い要塞のようです。
 天守閣を出て、備前丸の広場から、お城を見上げて、そして、城下を見下ろしてみました。姫路の街が見渡せます。  それにしても立派です。後世に残したい世界遺産ですね。