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新緑の坂本と 比叡山 延暦寺

<場所> 滋賀県大津市坂本周辺

<こんなところ>


http://www.hieizansakamoto.jp/

天気も良かったので滋賀県大津市の坂本と延暦寺の散策をしました。
京阪坂本駅→滋賀院門跡→日吉東照宮→坂本ケーブル→延暦寺駅→延暦寺→ケーブルで下山
→日吉大社→そして京阪坂本駅
こんなコースです。よく歩きました。

京阪坂本駅からスタートです。まずは、この大きな日吉大社の鳥居からです。 坂本は、こんな石積みが多く見られる町なんです。これは石積みで有名な穴太衆と呼ばれる石積みの職人によるものです。
先ほどの鳥居をくぐり、左に曲がり進むと「滋賀院門跡」があります。古くは慈鎮和尚・慈円(1155〜1225)の里坊旧跡に、慈眼大師・天海が後陽成上皇より北白川の法勝寺の高閣を賜って元和元年(1615)に移築再建したものです。坂本の町並みはここを中心に中世の道や社をそのままに復興したと考えられています。 ここの石積みも穴太衆によるものです。この穴太衆は、信長の時代に比叡山焼き討ちで石垣を崩そうにも崩せなく、これが穴太衆による技術であることを知り、安土城の石垣を施工させたことで一躍有名になりました。
上述の滋賀院門跡にして山の方へ進みます。すると日吉東照宮の参道に出ます。階段の急なこと・・。そしてその参道の先には、日吉東照宮があり、これは徳川家康を祀る日光東照宮の雛形になったとされる「権現造り」となっています。確かに造営、色使いも日光東照宮のモデルと考えてもおかしくないですね。
さて、東照宮を後に、坂本ケーブルカーで延暦寺を目指すこととします。この駅舎、昭和2年の開業当時のもので、重要有形文化財に登録されています。また、このケーブルカーは長さで日本一とのことです。 こんな感じ。
 延暦寺駅からの琵琶湖の眺め。本当に雄大で美しいです。  これが延暦寺駅で、これも重要有形文化財です。
 延暦寺駅から徒歩10分ほど。比叡山延暦寺に到着です。この延暦寺ですが、788年に最澄が開山しました。そして有名なのが国宝の根本中堂(総本堂)です。  根本中堂の中に入ります。何度か来ていますが、いつも空気が変わる感じです。中には、1200年間灯されている「不滅の法灯」があります。
 こちらは、根本中堂の向かいにある山門の文殊楼。坂本から徒歩で上ってくるとまずはこの門があらわれます。  こちらは大講堂。
阿弥陀塔 東塔
 延暦寺を後に、再び延暦寺駅です。下山します。  ケーブルカー発進!
 ケーブルカーは満員のため先頭に立っていました。これがなかなか面白い。  トンネルもあります。
 すれ違いの様子。こうなっているんですね。  かなり降りて来ました。琵琶湖も近く見えます。
 坂本ケーブルカーを降り、日吉大社に向かいました。日吉大社は紅葉が大変有名ですが、この新緑の時季の紅葉も大変よいですよ。

日吉大社は2100年前に創祀され、全国3800余りある(日吉、日枝、山王)の総本宮です。

 左は、重要文化財の西本宮です。
 こちらは東本宮です。  この本殿は国宝になります。
 この東本宮にはこんな立て札が・・・。  これがその木です。
しかし、新緑の紅葉がきれいです。 それは日吉大社を後にして坂本駅に向かいます。
坂本駅に戻っていきます。この散策コースで約4時間あまりです(昼食あり)
よく歩きましたが、天気も良く絶好の散策日和でした。