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世界遺産 興福寺
(2016.08.17 現在)

<場所>
奈良県奈奈良市登大路町48

<こんなところ>

http://www.kohfukuji.com/

興福寺は、藤原鎌足夫人の鏡大王が夫の病気平癒を願い、鎌足発願の釈迦三尊像を本尊として、天智天皇8年(669年)山背国山階(現京都府京都市山科区)に創建した山階寺(やましなでら)が当寺の起源といわれている。
壬申の乱のあった天武天皇元年(672年)、山階寺は藤原京に移り、地名の高市郡厩坂をとって厩坂寺(うまやさかでら)と称した。
和銅3年(710年)の平城遷都に際し、鎌足の子不比等は厩坂寺を平城京左京の現在地に移転し「興福寺」と名付けた。この710年が実質的な興福寺の創建年といえる。中金堂の建築は平城遷都後まもなく開始されたものと見られる。

今回、不覚なことに、その他の国宝、三重塔と、北円堂には訪れていませんでした。またの掲載にします。

国宝の東金堂と五重塔。東金堂には、726年に聖武天皇が叔母元正太上天皇の病気全快を祝い建立。その後、6度の焼失があり、現在の建物は、1415年のものです。堂内には、本尊薬師如来像など重要文化財と、文殊菩薩など国宝が安置されています。 国宝の五重塔は、730年に創建者の藤原不比等の娘光明皇后が建立。その後、5度の焼失があり、現在の建物は、1426年に再建されました。
興福寺の境内。奥には南円堂が見えます。 興福寺は、西国三十三カ所巡りの9番目の札所であり、この南円堂にご朱印をいただける札所があります。