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ラ・ファミーユ・モリナガ

京都市中京区蛸薬師通新町西入不動町175-5

京都・蛸薬師通沿いの路地を入ったところにあるフレンチレストラン。
ラ・ファミーユ・モリナガ=森永ファミリー。暖かく心のこもったお料理を、というシェフの思いが詰まっています。

http://famille-morinaga.jp/jpn/index.html

     
初めの一皿は、蛤のリゾット仕立て。
蛤の出汁がごはんに染み込んで、優しいうまみが口に広がりました。
このあとたくさんお料理が出てくるというのに、このリゾットをもっと食べたいなんて思ってしまいました。
パンは歯ごたえのあるフランスパン。竹とんぼを手に取ってバターナイフとして使うとのこと。
歯ごたえはあるけれど、中はふんわりしていて、そのままでもおいしいパンでしたが、バターもおいしくて
たっぷりつけていただきました。
次のお料理は、魚介の取り合わせ 大原野菜を添えて。
真ん中にこんもりと盛られた京都・大原産のお野菜、新鮮な鯛やエビ、イカ、ホタテ。
それぞれの素材に合ったドレッシングやジュレも楽しみました。
エンドウ豆のスープ トリュフ風味
なんともきれいなグリーンのスープにスライスされたトリュフがふわりと浮かんでいます。
エンドウ豆の風味が口いっぱいに広がって、春を感じました。
海鮮のポワレ 温かいヴィネグレットソース
サーモンの皮がパリパリ香ばしくて皮ごと全ていただきました。
添えられていたミニトマトがとびきり甘くて驚きました。
火を通しただけでこんなに甘くなるのか、それとも何か秘密があるのか・・・
サーモンの下に菜の花が隠れていました。春の味。おいしかったです。
ブラックアンガス牛フィレ肉のロティ ペッパーソース
お肉ももちろん美味しかったのですが、この一皿で一番驚いたのは、お肉の左上のもの。
なんとショウガなのです。ショウガまるごと。
ナイフを入れてみると、す〜っと切れました。どうやら蒸してあるよう。
口に入れてみると全然辛みがなく、むしろジャガイモのような甘さ。
こちらもただ蒸しただけでこんなになるのか、それとも何か秘策があるのかわかりませんが
一緒に行った友人たちと「一度家でもやってみよう」と話していました。
デザートは手前から
文旦のコンポートとメレンゲブリュレ
苺のフレジェです。
文旦の酸味、そして苺の甘み、両方楽しめて嬉しいデザートです。
フレジェは、クッキーの上に苺やアイスクリーム、綿あめのようなものがうまく盛られていて、食べる前に目でも楽しめました。

写真にはないですが、最後にコーヒー(または紅茶)とショコラがいただけます。
 
素材の味を大切に作られたお料理の数々をゆっくりいただき、楽しいひとときでした。
おすすめのお店ですよ♪