第十四番札所 長等山 三井寺 2012.03.18 (滋賀県大津市) | |
通称 三井寺といい 正式には園城寺。天台寺門宗の総本山です。 古くから日本四箇大寺の一つに数えられています。弘文天皇の皇子、大友与多王が田園城を投じ建立。開祖智証大師は 859年園城寺初代長吏となる。 西国十四番札所のある観音堂のほか、12のお堂があり、とても広大な面積を誇っている場所です。 中には147段の階段を上るところがあり、歴史探訪をしながら足腰も鍛えられそうな気がします。 有名なのは「弁慶の引きずり鐘」(写真を撮っていなくてすみません) その昔、俵藤太秀郷が三上山の百足退治のお礼に竜宮から持ち帰った鐘を三井寺に寄進しました。その後延暦寺との争いのとき弁慶が奪って比叡山へ引きずり上げ、ついてみると「いのー、いのー」(関西弁で帰りたいという意味)と響いたのだとか。弁慶は「そんなに三井寺へ帰りたいのか!」と起こって鐘を谷底へ投げ捨ててしまったそうです。そのときについたと言われる傷跡が鐘には残っているそうです。力もちだったとされる弁慶・・・この伝説もあながち嘘ではないような気がします。 |