西国三十三所巡礼

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西国三十三所巡り 2012年3月18日(日) 家族でスタート!!
さて、何年で下表を埋めることができますことやら・・・。

第三十番札所  竹生島 宝厳寺 2016.08.15現在 (滋賀県長浜市)
今回の西国三十三カ所巡りは、琵琶湖に浮かぶ竹生島です。
今津港より観光船で竹生島に向かいました。
10:50に乗船し、竹生島に滞在後、竹生島12:30発で戻ってきました。
ちょっとした観光気分になれます。

船からの琵琶湖は本当に大きく感じました。
 乗船後30分くらいで着きます。  もうすぐ上陸です。
竹生島は、海岸線2km、標高197mの無人島です。その歴史は古く周囲の海底からは、縄文時代の土器などが出土しています。そして奈良時代には竹生島信仰が始まったとされています。
 いよいよ上陸。船着き場では今津港行と、長浜港行、彦根港行があります。  それでは参拝に向かいます。
 宝厳寺への参道は、島の地形から、急な石段になっています。  これは、かなりの登りで、大変きついです。
 こちらが本堂。本尊弁才天像が祀られています。  現存する、鎌倉時代の石塔(重要文化財)
 三重塔。江戸時代初期に焼失し350年ぶりに再建されました。  本堂から、観音堂に向かう石段。どこも急な石段です。
 豪華絢爛といわれた桃山様式の唐門の代表的遺構、内部は千手観世音菩薩を納めた観音堂となっています。
唐門は国宝で、観音堂は重要文化財に指定されています。


この『唐門』は、秀吉を祀った京都東山の豊国廟に建っていた『極楽門』を豊臣秀頼の命により移築されたものです。『唐門』は秀吉が建てた幻の大坂城の唯一の遺構であるのは間違いないのではと昨今注目を集めています。
 観音堂から都久夫須麻神社に続く渡廊  舟廊下は朝鮮出兵のおりに秀吉公のご座船として作られた日本丸の船櫓(ふなやぐら)を利用して作られたところから、その名がついています。これも唐門、お御堂と同時期に桃山様式で作られたものです。
 竹生島神社。今から450年前、豊臣秀吉が寄進しました伏見桃山城の束力使殿を移転したもので、国宝となっています。
本殿内部は桃山時代を代表する、優雅できらびやかな装飾が施されています。
 竹生島神社には、竜神拝所があります。ここは、竹生島の中で一番の絶景となっています。
ここでは土器(かわらけ)に願い事を書き、湖面に突き出た宮崎鳥居へと投げるかわらけ投げができます。
 竜神拝所からの景色  こちらは、船廊下の下の土台です。なんとも見事です。
竹生島に上陸し、宝厳寺にお参りしてから竹生島神社経由の順路で巡ってきました。観光船での多くの人が行き来していました。 こちらは港にある、琵琶湖周航の歌の歌碑です。
帰りの船内の様子。1階2階席とデッキがあります。 ご朱印
宝厳寺は、神亀元年(724年)聖武天皇が、夢枕に立った天照皇大神より「江州の湖中に小島がある。その島は弁才天の聖地であるから、寺院を建立せよ。すれば、国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽となるであろう」というお告げを受け、僧行基を勅使としてつかわし、堂塔を開基させたのが始まりとされています。
http://www.chikubushima.jp/