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上野恩賜公園 (2015年10月24日 現在) by yama

上野恩賜公園は、開園が明治6年10月19日と歴史ある公園です。江戸時代は東叡山寛永寺の境内地でしたが、明治6年の大政官布達により日本で初めての公園として開園。
公園内は、寛永寺社殿、東照宮それに境内の桜中心でしたが、博物館、動物園、美術館が建てられ、文化の香り高い公園となっています。

公園内の美術館、博物館
・東京美術館
・東京国立博物館
・国立科学博物館
・国立西洋美術館
・東京文化会館
・日本芸術院会館
・上野の森美術館

JR上野駅の不忍口から上野公園に向かいました。 すぐに西郷隆盛像が出現します。上野公園のシンボル的存在です。明治31年に落成。
彰義隊墓所。江戸幕府十五代将軍徳川慶喜は大政奉還の後、鳥羽伏見の戦いに敗れて江戸へ戻った。東征軍(官軍)や公家の間では、徳川家の処分が議論されたが、慶喜の一橋家時代の側近達は慶喜の助命を求め、慶応四年(一八六八)二月に同盟を結成、のちに彰義隊と称し、慶喜の水戸退隠後も徳川家霊廟の警護などを目的として上野山(東叡山寛永寺)にたてこもった。 清水観音堂。寛永8年(1631年)に京都清水寺に模して建立された。
この本堂および厨子は国の重要文化財。 下から眺めると、確かに京都の清水寺に似てますね。
途中の公園MAP。不忍池に弁天堂があるようなので行ってみました。 弁天堂への参道には出店が。何かお祭りか?
寛永二年(1625)―江戸の鬼門を護るため、京の比叡山延暦寺に倣って上野の岡に東叡山寛永寺を創建した慈眼大師・天海は、常陸国下館城主・水谷勝隆という人に不忍池を琵琶湖に見立てて池の中に竹生島を模した小島を築かせ、竹生島宝厳寺の弁財天を勧請して弁天堂を建てたとのこと。京都に琵琶湖を模したもの多いですね。
同じ敷地に大黒天堂があります。
上野大仏・・とあります。ちょっと寄ってみます。 これは大仏といっても・・。1631年の建立当時は6mあったとのこと。大地震3回、火事一回と4回も首が落ちたとか。その都度再建されましたが、関東大震災で崩壊後はお顔のみレリーフとして保存されています。
1967年にはパゴダが建立されました。 小松宮像。
上野東照宮の唐門。すごく良い雰囲気です。都会の真ん中とは思えません。 この雰囲気は最高です。ここを訪れる観光客の90%が外国人でした。
入場料500円で拝観しました。 上野東照宮は、徳川家康をまつる社で、当初、江戸城の紅葉山に建てられましたが、のちに、上野の地に藤堂高虎により創建、1651年には家光により再造営されました。
本当に豪華です。 説明書きです。
この灯篭の配置は見事。 途中 五重塔が見れますが、この五重塔は上野動物園の園内にあります。
この上野恩賜公園内に、あの上野動物園があります。大勢の子供ずれの家族で賑わってました。 東京都立東京美術館。
スタバもあります。 東京国立博物館に向かう大噴水の広場。
東京国立博物館。 こちらは国立科学博物館
こちらは、国立西洋美術館。この西洋美術館は、モダニズム建築の巨匠」といわれるフランス人建築家ル・コルビュジエ(1887〜1965年)の設計した建築群の一つとして、世界文化遺産に登録しようと動きがあり、あっちこっちに幟がたってました。 文化会館の横のイチョウ並木。気持ちがよいですね。
上野までの来たので、アメ横を通って御徒町まで歩きました。多くの外国人で賑わってました。しかし、外国人の多いこと・・・。なにか海外にきたようなアジアチックな場所に思えました。

上野の散策は、これで終了です。
日本初の公園とあって、歴史と文化を感じられれる場所でした。