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ビブリア古書堂の事件手帖
鎌倉の静かな街に佇む「ビブリア古書堂」。
店主の栞子は、古書堂の雰囲気に合わない若くて美しい女性。
とびきりの人見知りの栞子だが、本のことを話すときはまるで別人のようにスラスラと流暢に話し出す。
古書の知識は人並みはずれたものだった。
ひょんなことからこの古書堂で働くことになった五浦大輔は、古書堂を訪れる客人たちの、古書にまつわる秘密や悩みに巻き込まれる。
「古書は、中に書かれている物語だけでなく、、人から人に渡ったことそのものに物語がある」
そう語る栞子とともに大輔は、客人の身の上に起こった「事件」を解決していく。
 
以前テレビで放送されたドラマの原作です。
古書堂でどんな事件が起こるんだろう、刑事や探偵、百歩譲って弁護士や医者ならともかく、古書堂の店主がどうやって事件を解決するんだろう、と
とても興味をそそられ、ドラマは毎週楽しみに見ていました。
ドラマが最終回を迎えて半年くらい経った先日、偶然、次女がこの本を持っていることを知りました。お小遣いで買って、読んだみたいです。
私が興味を持って見ていたドラマ。その原作を次女も興味を持って手に取ったというところ・・・ちょっと「物語」になりそう(?)
この本には様々な古書が出てきて、栞子さんが詳しく説明してくれるので、なんだか読んだ気になるんですよ。
それに普段人見知りの栞子さんが、ひとたび本の話になると目がキラキラ輝き、まるで見てきたかのように、客人の身に起こった事件を読み解いていくところが
とてもおもしろかったです。そして、単に解決するだけではなく、栞子さんの言葉で客人の心が救われているところが読んでいてほっとする瞬間でした。
この本には続きがあるようですので、またそれも読んでみたいと思います。
そしてこの本に出てきた日本文学も、改めてもう一度読みたいと思います。