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ラヴレター
ラヴレター 渡辺博子の婚約者、藤井樹は二年前に登山中遭難事故で亡くなった。ある日偶然博子は樹の中学生時代の住所を見つける。ほんのいたずら心から、博子はその住所宛に手紙を送った。「拝啓 藤井樹様」と。その住所は、今は国道ができていて届くはずのない手紙だった。もちろん返事が返ってくるはずもない。しかし、博子のもとに「藤井樹」と名のる人物から返事が届いた!わけがわからない博子だったが、またその「藤井樹」に手紙を送るとまた返事が来た。そうして幾度も文通しいるうちにその「藤井樹」の姿が明らかになってくる。そして自分の知らなかった婚約者の過去も知る事になる。見知らぬ「藤井樹」とのやりとりが、知るはずのなかった婚約者の青春時代を鮮明にしていくちょっとミステリアスだけど、青春時代の仄かな思いが伝わってくる一冊。1995年に映画になった小説ですね。
映画は見ていませんが、主人公の博子役を中山美穂さんが演じていたようです。読んでいても私の中の博子像は「芯の通った女性」という感じだったので中山美穂さんはぴったりだと思います。キーパーソンになる文通相手の「藤井樹」はとっても元気いっぱいの勝気な人っていうイメージを持ちました。私の中では「上野樹里ちゃん」が浮かんだのですが、どうでしょう・・・。見知らぬ人との文通はちょっとドキドキしますね。今は顔も知らない人のWebに遊びに行って情報交換ができる時代ですが手紙が届くっていうのはメールとはまた違ったワクワク感がありそうです。


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