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置かれた場所で咲きなさい
著者の渡辺和子さんは、30歳のころ修道院に入ることを決意され、訳あって36歳という若さで岡山のノートルダム清心女子大学の学長に任命されました。
右も左もわからないまま、夢中で要職を務められた渡辺さんは学長を退いた現在(86歳)も、教壇に立ち、学生に講義をし続けておられるそうです。
この本には、タイトルの「置かれた場所で咲きなさい」をはじめ、他にも謙虚で、思いやりにあふれた、潔い言葉たちがたくさん掲載されています。
そのすべてが、渡辺さんのこれまでの波乱万丈の人生において生まれた言葉ばかりですから、とても説得力があります。
渡辺さんはマザー・テレサに同行し通訳をされていたことがあるそうで、この本の中でもマザー・テレサのことが折に触れて書かれています。
マザー・テレザの言葉も、本当に暖かかくありがたくて、頭が下がりっぱなしで読みました。
偶然にも、通っているヨガ教室の今月の瞑想のテーマがマザー・テレサの言葉だと言われている次の一節です。
「言葉に気をつけよう。それは行動になるから。行動に気をつけよう。それは習慣になるから。」
この続きは少し先の7月のテーマになっているのですが
「行動に気をつけよう。それは性格になるから。性格に気をつけよう。それは運命になるから。」と結ばれています。
置かれた場所で咲く・・・「今いる場所で精一杯生きる」ということが、やがて自分の運命に、人生そのものになるのだなと感じました。
反対に、今を大切にしなければどうなるのか・・・それは考えるのも怖いような・・・。
言葉というのは不思議な力がありますね。渡辺さんの言葉で私はとても清々しい気持ちになり元気が出ました。
その言葉をすべてここで紹介したいのですが・・・それは叶いませんので
ぜひ書店や図書館でこの本を手に取ってみてくださいね。