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竜馬がゆく
竜馬がゆく 今年の大河ドラマの顔。坂本龍馬の激しく短い人生を描いた小説です。
1巻〜8巻まで、龍馬の生きた時代がたっぷり楽しめます。
大河ドラマより少し先を読むというペースで、少しずつ読んでいました。本を読んでからドラマを見ると、内容がより鮮明にわかります。小説の中には難しい言葉も出てきますからそれをドラマで見て「あぁこういうことか」と思ったり。
幼いころは弱虫で、おねしょが治らないことで有名だった龍馬。でも家族の愛情に支えられ、とりわけ姉の乙女さんに鍛えられて、やがては日本を動かすような影響力の強い人へと成長していきます。
坂本龍馬の「坂本」は滋賀県にある坂本からきているということがわかりなんだか嬉しかったですし、ドラマの中の福山さん演じる龍馬さんにはない、ちょっとかっこ悪いところも小説には出てきて更に親しみが湧いてきます。本当に魅力的な人だったんだろうなぁ・・・。
魅力といえば、龍馬さんと関わりを持つ人たちもそれぞれに個性的で魅力的。桂小五郎、西郷隆盛、高杉晋作、中岡慎太郎、板垣退助、岩倉具視・・・
その中でも龍馬伝を見て初めて知ったのが、岩崎弥太郎という人。
ドラマでは香川照之さんが見事に演じていますが、小説の中でも弥太郎さんはキーマン。
口は悪いけれど本当は優しくて頭のきれる、頼れる存在なのです。先週は弥太郎さんのナレーションで「龍馬暗殺まで、あと10ヶ月じゃった・・・」というところで終わっていました。いよいよ大詰めです。
命をかけて新たな時代への魁となった偉大な人物たちの物語を是非小説でも楽しんでください。