飛騨高山・白川郷を巡る
in 2017
期間      : 2017年 8月11・12日
出発      : 滋賀から、名神、東海北陸道を通り飛騨の国へ。
訪問地     : 白川郷・高山の古い街並み

滞在ホテル  : アソシア高山リゾート
参加メンバ  : 家族四人

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今回の見所

今回の旅行のテーマは「リラックス!」
日本の原風景として有名な白川郷、そして、高山の古い町並みを探索し、日本の良さ改めて知る機会になればと出かけました。

<今回のスケジュール>
11日  :  7:30 大津市を出発
       11:30 白川郷に到着。
           城跡の展望台、和田家、神田家など合掌造りを巡り、お昼は飛騨蕎麦をいただきました。
       15:00 白川郷を出発 
       16:30 ホテル到着

12日    9:45 ホテル出発。
      10:00 高山市街に到着
          ・高山陣屋
          ・古い町並み
          ・日下部民藝館
          ・高山昭和館 など
      14:00  飛騨高山テディベアエコビレッジへ
      15:00 帰路へ

白川郷に到着しました。
白川郷の中はマイカー規制をしており、せせらぎ公園駐車場から、庄川にかかる「であい橋」を渡って入ります。この橋が、別世界への入口のようで、とても雰囲気が良いです。

この白川郷ですが、白川郷の荻町地区は合掌造りの集落で知られ、独特の景観をなす集落が評価され、1976年重要伝統的建造物群保存地区として選定、1995年には五箇山(相倉地区、菅沼地区)と共に白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。
であい橋を渡ると、そこは別世界のようでした。
想像以上に、合掌造りの街並みが保全されており、気持ちが一気になごんでいきます。
これらの合掌造りの日本家屋の多くは、現在も普通に住居として使用されています。だからこそ、本当に自然な街並みになっているようです。 この萩町地区には、152の集落であり多くに合掌造りが残っています。
萩町城跡の展望台からの風景。あいにくの曇り空ですが、奥の山々は白山連峰になります。 この緑に囲まれた集落は、まさに日本の原風景です。
 では、その合掌造りで内部が公開されている和田家住宅に行ってみました。    築300年の和田家は国指定の重要文化財となっています。この集落の町役人の住居だったそうです。
 
 内部は3階建てで、二階には、こんな急階段で上がります。    屋根裏です、しかし、かなり広い。
 
 こちらは神田家住居です。白川郷での茅葺屋根には「ススキ」を使用しており、この神田家 家屋では訪れた三日前に葺かれた屋根で、色が金色になっています。    その神田家の横のCafe。こんなに色が違います。このCafeも可愛らしいですね。
     
 先ほどの神田家と手前のCafeが並んだ風景、写真スポットであり、雑誌にも出てきます。しかし、この茅葺屋根の違いは今しか見れません。
毎年2−3軒で村人総出で葺き替えをするようです。
   ちょっと変わった風景・・・も。
 
   お昼は、山本屋さんで飛騨蕎麦をいただきました。素朴でしっかりしてて大変おいしかったです。こちらには、多くの外国人の方が入っていました。それも欧米人が非常に多いのが特徴ですね。(白川郷全体でも欧米人)
 
 こちらは、明善寺郷土館です。    そして、また「であい橋」を渡って帰路につきます。
 宿泊編
今回の宿泊は、高山まで戻り、アソシア高山リゾートにしました。
こちらは、北アルプスを臨む立地で、温泉が有名で何年か連続で賞ももらっているとか。

https://www.associa.com/tky/
夜の食事は日本料理「華雲」さんで、飛騨牛の懐石をいただきました。 鱧の椀物。
刺身の三種盛り。 飛騨牛の台物
これは絶品でした、口の中でとろける柔らかさです。 煮物
 焼物は、アユの塩焼きでした。    最後はちらし寿司。大変おいしかったです。
日本酒を飲みすぎました!!
二日目
朝食はホテルのバイキングです。こちらでも、地元の味噌や、飛騨ヨーグルトなど地産の食材が多く使われていました。 さあ、コーヒーをいただいて、高山市街へ出発です。
最初の訪問は高山陣屋です。 江戸時代、高山は幕府の直轄地でした。こうした幕府の直轄地での行政を行っていた建物です。江戸時代に60か所あった陣屋で、現存するのは高山陣屋だけで大変貴重な建物です。
玄関の間。 お役所、ここで御白州も開かれていました。
本当に広く、日本庭園を囲むように部屋が配置されています。 大広間。当時の様子そのままで残されています。
陣屋後に、中橋を渡り、古い町並み探索に向かいます。 宮川が町の中心を流れ、これを渡ると高山城の旧城下町になります。
中橋を渡ったところに旧高山町役場があります。 これも歴史的な建物で当時の行政がうかがえます。
古い町並みでは、大変な賑わいで、こちらは上三之町の通り。上一之町、上二之町と平行に通りが並んでいます。古い町並み、お店は、この三之町が一番集積されています。 こんな門構えのお店が軒を連ねています。
左は、下二之町にある、日下部民藝館の並びです。
こちらが日下部民藝館で、天領時代に代官所の御用商人として栄えた日下部家の住宅。11代当主が昭和41年に国の重要文化財の指定を受けたのと同時に民藝館として開館。 天皇皇后も訪問された民藝館で、高山の町家に多い吹き抜け空間となっています。
ちょっとワクワクする昭和館にも寄ってみました。昔の駄菓子がいっぱいで館内は昭和そのものです。 お土産物は、「三川屋 本店」で購入。
お昼は、やはりご当地グルメの「高山ラーメン」ということで、安川通りにあった、櫻軒さんに入りました。 中華そばですね、鶏ガラに魚介のだしのしょうゆ味です。おいしかったですよ。
ちょっと休憩は、町家のCafeへと思いましたが、どこもいっぱいです。しかし、本町通りに素敵なCafeを見つけて入りました。宮川がガラス越しに見える「soeur」さん。 プレス珈琲に、エルダーフラワーソーダ、レッドフルーツのミルクティをいただきました。
今回の旅行の最後は、飛騨高山テディベアエコビレッジです。
合掌造りの家屋を改造し、テディベアが1000体も飾られています。とてもかわいい空間で小さなお子様のいる家族は必見ですね。


これで一泊の旅行が終了しました。今回も自由気ままな我が家の旅行は健在で、行きたいところに行けました。
また、テーマの「リラックス」もバッチリで、まさに日本の伝統と原風景、そして、歴史に触れる大変良い旅行でした。
白川郷には、また、冬に訪れる予定で、雪景色の白川郷を今から楽しみにしています。