小関越え ゴールデンウイーク第一弾として、ウォーキングでの小関越えにチャレンジしました。 大津の我が家の近くには、旧東海道が通っており、この旧東海道から、小関越えで山科に向かい、再度、旧東海道に合流するルートです。 小関越の道は、大津と京都を結ぶ古道の一つで、山科で東海道・東山道と分かれた北陸道の道筋でした。 東海道・東山道が通る逢坂の関を大関と呼ぶのに対し、北陸道の道は小関と呼ばれました。その後北陸道のルートは東海道大津宿札の辻を起点として北国海道あるいは西近江路として整備され、小関越えの古代北陸道は大津宿札の辻から西近江路を400mほどたどったところに合流しています。 大関越えルートがやや南に迂回するのに比べその北方をいくらか直線的にたどる形をとっており、京都から湖西に向かうには近道となっていま。また、この小関越えの道は三井寺の近くを通り、京都からは三井寺参詣の道として利用されていました。 |
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この地図の通り、大津の札の辻から、旧東海道と北国街道と別れ、北国街道から山科に抜けられる、近道です。 | |
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ここが出発点の旧東海道の義仲寺。松尾芭蕉で有名ですね。 | 大津の道路には、こうした地図標があっちこっちにあります。この地図の通り旧東海道を「札の辻」に向かいます。 |
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大津市内の旧東海道。 | 札の辻に到着です。ここが、旧東海道と北国街道の合流地点になります。 |
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この札の辻には、大津市の道路元標があります。 | 北国街道を進むと、また道路標を発見、ここから小関越えに分かれます。 |
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小関越えに向かうため北国街道から左折すると長等神社があります。長等神社は、西暦667年頃の天智天皇の御世、近江大津宮の鎮護として長等山岩座谷の霊地に須佐之男命を祭祀されたことを起源とする1300年の歴史を持つ神社です。 | 長等神社の左脇を通り抜けると、この道標に当たります。 |
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こんな解説もありました。 | これは三井寺から来た時の道標で、「小関越え、右、三条、五条」と書かれています。 |
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少し住宅地を歩いて行くと本格的な峠道になります。 | 時折車が通る程度で人とすれ違うことはありませんでした。 |
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もうすぐ頂上。。。と言ったところに、ハイキングコースの入口の地図標がありました。 | ここから三井寺の観音堂に抜けられるようです。ここに「峠まで 80m」と書かれており、少し疲れてきたところだったので安心しました。 |
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これがハイキングコース、ちょっと入っていくには勇気と装備が必要ですね。 | もうすぐ峠になります。 |
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峠には、こんな祠がありました。 | 少し歩くと、車道と歩道の分かれ道です。 |
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この歩道が旧道のようです。 | コンクリートで舗装はされていますが、趣のあるみちですね。山科側から登ってくるとかなりきつそうです。 |
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この途中に琵琶湖疎水の立坑があります。 | 琵琶湖から水を引くことは、京都の念願であり、明治維新後衰退した京都での大事業として、明治18(1885)年に着工しました。 第1トンネルは長さが2,436メートルもあり、完成を危ぶむ人が多く、難工事でした。わが国で初めて竪坑利用による工法を採用し、れんが、材木も直営で生産し、ほとんど人力だけで工事をしました。 琵琶湖疏水は着工から5年後の明治23(1890)年に完成しましたが、水力発電を採用したおかげで、新しい工場が生まれ、路面電車も走り出し、京都は活力を取り戻しました。 |
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こんな道が続きます。 | ようやく山科側まで降りてきました。 |
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この道路わきには、三井寺2.6kmとあります。 | 地図道標を見ながら進んでいきます。 |
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琵琶湖疎水が現れました。 | 先ほどの小関越えの下を流れていたんですね。 |
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この琵琶湖疎水から、旧東海道と小関越えの道標を目指していこうとすると、このJRを越える歩道橋を渡ります。 | この下には、琵琶湖線と湖西線が通っています。なかなかの眺めです。鉄道ファンには良いかもしれません。 |
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やってきました、旧東海道!目指していた道標です。 | 真っすぐが旧東海道です。左に折れると小関越え、三井寺観音参道になります。 |
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確かに旧東海道です。 | そして、大津市から京都市に!よく歩きました。 |
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家を出発してから、1時間50分。ようやく京阪の四宮駅に到着です。約7kmでした。 ここから家の最寄り駅まで電車で帰りました。元気があれば歩こうかと思ってたのですが・・・ちょっと断念^^; 昔の人は、この小関越えで、北国街道に向かわれてたんでしょうね。昔の人は偉かった! 昔の人の足跡をたどる旅は楽しいです。 今度は、旧東海道での大関越えをしようと思っています。 |